無添加こどもグミぃ。 開発者の猪原有紀子です。
2016年の冬、わたしはイヤイヤ期真っ最中の長男と、生まれたばかりの次男を育てていました。
大阪市内のマンションの部屋で毎日、子ども達が眠りにつくまでの間ずっと2人のお世話をする日々でした。
トイレも行けない、ご飯も座って食べられない、キャリアのこともゆっくり考える暇がない。
そんな中で産後うつのような症状になり精神が不安定になりました。
そんな頃、長男がカラフルな市販のグミが大好きになってしまい、私はおやつストレスに悩みました。
市販の無添加のおやつをあげようとしました。
でも「無添加」「果汁100%」と表示されているのに
裏を見たら添加物まみれの商品ばかり。。。
本当に何も入っていない無添加おやつは茶色くて、硬くて子どもは全然食べてくれませんでした。
何で、カラフルで甘くて子どもがパクパクと夢中になって食べてくれる
無添加おやつがどこにも売ってないんだろう?
そう思っていました。
そんな時、和歌山県かつらぎ町というフルーツ王国と呼ばれる町で
大量の柿が畑に捨てられている光景を目にします。
「これでグミを作ろう!」
製造経験なんて全くなかった私は、そう決意しました。
開発することさえできれば、私と同じように悩んでいるお母さんを助けられると思ったからです。
おやつストレスがきっかけで子どもを不用意に怒ってしまうことが本当に嫌でした。
添加物まみれのおやつを「静かにして!」と口止めするかのように与えてしまうことも嫌でした。
長男の寝顔を見ながら「怒りすぎてごめんね」と泣いて詫びることも嫌でした。
なんの罪悪感もなく与えられるおやつが自宅にお守りのようにあるだけで
1日の終わりに泣かずに済むお母さんが増えるのではないかと思いました。
構想から販売まで4年の年月がかかりました。
大阪市立大学、畿央大学、乾燥機メーカー、農家さん、SNSで協力してくださった
現役ママさん達のおかげで完成しました。
添加物を一歳入れずにフルーツを乾燥させただけの
グミのような食感の無添加ドライフルーツです。
本物の無添加おやつなのに子どもがパクパク食べてくれるんです。
それだけではなく、腸内細菌のエサとなる、食物繊維のカタマリなので食べれば食べるほど健康になるおやつです。
子どもの腸は3〜5歳までに決まると言われています。3歳〜5歳までの腸内フローラは大人になっても変わりません。
廃棄/規格外フルーツを買取り、障害者雇用を生み出しながら作られているこのおやつは、
未来の子ども達に持続可能な社会を残すおやつでもあります。
総務省のデータで母親が子どもを産んで
生涯で一緒にいられる実質的な時間は7年6ヶ月だと算出しています。
私たちは、この7年6ヶ月のために存在しています。
世界中の、お母さんと子ども達が笑顔溢れる思い出をたくさんつくれますように。
株式会社やまやま 代表 猪原有紀子
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